鍼灸学校時代

いざ入学!

さて鍼灸学校時代の話をするぞ!

この資格を有する者は時代によって難易度にとても差がある

数十年前は余程の成績優秀者かコネのある者以外は入学が難しい時代もあった

競争率も数十倍くらいだ

しかし今となっては学校数の増加と少子化の影響か

名前を書けば入学できるような学校さえある

吾輩はあマ指師・鍼師・灸師の3療の学校で競争率3~4倍程度の時代の資格者である

そんなこんなで試験と面接をパスして晴れて1年生になったのだが・・・

1年時クラスメイト

吾輩の学校は1クラス制の30人であった

男女比は2:1くらい

高卒進学が4人、それ以外は社会人を経て入学した者たちだ

18歳から30代後半までの年齢構成であった

他の国家資格と比べて現役組がかなり少ないのがこの業界の特徴かもしれない

社会人組はしばし勉学から離れていた人が多いので暗記の多い科目は大変だった

高卒現役組は熱意こそ社会人組には負けるが若さゆえに覚えと理解が早かった

そんなメンツで1クラス30人の同志とともに授業を受けるのであった

学校生活においてはヘンテコな規則と雑務がたくさんあった

登下校の際ならびに昼に玄関を出るときには指定の制服の着用が義務であり

スリッパでの登下校禁止(かかと止めのあるクロックスはなぜか可)

男性は黒髪のみ、女性は派手過ぎない茶髪まで可

毎日校舎の掃除、週一当番制でゴミ出しのため早く登校などなど

また、全学年においてこの業界では珍しくはないが柔整持ちが何人もいた

吾輩のクラスで4人、上の学年にもそれぞれ4,5人は必ずいた。

後輩としてのちに入学するものの中にも必ず毎年いる

私は持ってないが柔整だけで良くね?

そんなこんなで1年次終わりの頃には病院への実習がはじまる

この実習は1年間続くのだがクラスから1人ずつ提携先の病院へ行く

30人のうち毎日1人だけ実習に行くので実質1か月に1回のペースである

初回に限り2年生と同行させてもらい内容を見学する

といってもリハ室で単なる慰安マッサージをするだけである

そして1年生は基本必ず進級するので30人そろって2年生へと進んだ・・・

2年はヤバイ

さて2年に進級したところでクラスに異変が起きている

机の数が多い・・・

そう、留年組の加入である

そのうち1人は吾輩が実習に同行した先輩だった

30人でも窮屈な部屋に2人の加入者はキツイ

しかも2人とも野郎と来たもんだ

2人も留年者が出るには原因がある

それは2年時になると勉強の内容が急に高度になるためである

1年次のぬるい授業に慣れてしまっていると

急に増える勉強量と情報量に頭がついていけなくなる同志が出てくる

東洋医学も西洋医学も一段とレベルが上がりややこしく

科目も増え一番キツイ時期が2年生である

そして3年生へ進級するのだが残念なことに1人の留年者が出てしまった・・・

3年生は優遇

3年になるとまたしても机の数が増えている

しかも2席も

1人の留年者が出て新たに2人の同志が加わった・・・

ただでさえ狭いと感じていた教室がまた一段と狭くなった・・・

本来ならばクラスメイトの数は年々減っていくものなのに

なぜか吾輩の学年は年々クラスメイトの人数が増える不思議な3年間だった・・・

3年次は国家試験合格を目指すための学年なので学校生活の雑務はほぼない

1・2年時の復習をしてあとは試験対策のような授業となる

毎年合格率が100%もしくはそれに近い数字なのだが

その背景には3年次のテスト内容が悪いと留年させられ国家試験を受けさせてもらえないのである

国家試験終了と卒業

いざ国家試験になるのだが3人が試験を受けさせてもらえず30人が試験に挑んだ

結果は30人が全員合格した!

あとは卒業式を迎えるだけである

吾輩の学校は1年間で10日以上欠席すると無条件で留年する仕組みになっている

欠席で1日、遅刻・早退で約0.5日の計算で累計されていく

またテストでの赤点があれば1科目につき1日の補講が課せられ、補講も欠席すると1日欠席扱いとなる

しかし欠席日数がヤバイ生徒は赤点補講以外で補講に出ると欠席日数を補うことができるシステムにもなっている

吾輩は10日ある欠席可能日数を毎年ギリギリで消化していたので、残り1.5日ほどあると計算していたが念のため補講には参加した

そして無事に卒業を迎えたのである!